簡易監視装置の試作
カメラや環境センサを使って、温度、湿度、照度、画像を一定時間おきに計測・撮影してクラウドサービスにアップロードする装置を試作しました。
クラウドサービスとしてAmazon EC2を使い、スマホやタブレットから簡単にアクセスするアプリも作りました。
データの可視化(日付や表示時間幅等を指定してグラフ表示する機能)や画像を表示することができます。
また、任意のタイミングでメールをこの装置へ送ることで、その時の環境データおよび画像を返信してくれます。
この装置は下記の構成で製作しました:
- マイコン Mega Pro(3.3V)
- 3Gシールド
- LinkSpriteシリアル接続JPEGカラーカメラ
- 温度・湿度センサ DHT22、別名RHT03
- 照度センサ フォトICダイオードS9648-100
- 自作シールド(マイクロSDカードソケット、8桁2行小型LCD付き)
組み立ての様子は次の通りです:
この装置のスケッチですが、メモリの少ないArduinoで、画像、3G通信およびメール送受信を取り扱うのが割と大変でした。。
画像はオンメモリで処理できないため、ログ(画像の保管)を兼ねて、一旦マイクロSDカードに保存し、それを少しずつ読み出しながらクラウドへアップロードする(あるいはメールに添付する)ことを行っています。
[2013.03.17]
- 最終更新:2013-03-18 12:31:46